世の中には役に立つ資格がたくさんありますが、簿記という資格も役に立つ資格だと思います。簿記の良いところは、実際の会社で使う経理業務がそのまま勉強になることです。出金伝票を書いて振替伝票を書起す日常業務から、月次や年次の決算まで、簿記で学ぶことはリアルな会社の仕事そのものなのです。実際に役立つところが素晴らしいと思います。
歌手でタレントの中川翔子(26)が11日、横浜・赤レンガ倉庫広場で歌手デビュー5周年記念イベントを開催した。あいにくの雨空を吹き飛ばすほどパワー全開で、昨年10月に公開された初主演映画「恋の正しい方法は本にも設計図にも載っていない」の主題歌で、自身14枚目シングル「つよがり」(8日発売)など3曲を披露、集まったファンを魅了した。ミニライブ後は握手会も行い、交流を楽しんでいた。12日には大阪・千里セルシー広場でも同イベントを行う。
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【書評】児童書 『カント教授の多忙な1日』
フランスの高校生は、哲学の授業が必修であるそうな。毎年この時期に行われる大学入学資格を得るための統一国家試験(バカロレア)では、理系コースであろうとも容赦なく哲学の問題が出される。
その内容たるや、「言葉は思考を裏切るか」「幸福であるかは本人次第なのか」などのきわめて抽象的な設問について、古今の哲学者の議論をきちんと踏まえた上で、たっぷり4時間かけて長文論述するといった具合。日本の小論文入試とは、求められる水準がちょっと違う。
そんなお国の哲学教師が書いた、近代最大の哲学者イマヌエル・カント(1724〜1804年)の一風変わった入門書がこの本。ベストセラー『超訳 ニーチェの言葉』(白取春彦編訳)で知られる版元は特に児童書として扱っているわけではないのだが、フランスでは「(この本で)子供たちは哲学と恋に落ちる!」といった口上で売られているので、このコーナーで紹介しても、それほど的外れではないだろう。
崇高な「道徳律」の樹立、時間厳守の規則正しい生活…。とにかく謹厳なイメージで知られるカントの哲学と人柄のあらましを、1日のエピソードに濃縮して紹介する。「認識の中心にあるのは、認識される対象ではなく、わたしたち自身の精神なのだ」とする「コペルニクス的転回」の紹介など教科書的な話から、「生涯不犯(ふぼん)」を守ったとされるカントと女性との関係、友人を集めての会食の習慣など、評伝的事実を多数まじえながらユーモラスに描き出す。
この本で「人間カント」に興味を持った人は、中島義道著『カントの人間学』(講談社現代新書)をどうぞ。主著『純粋理性批判』は光文社古典新訳文庫から全7巻で刊行中の中山元訳が専門用語を極力排した日本語で読みやすく、段落ごとに懇切丁寧な解説まで付いており、おすすめ。(ジャン・ポール・モンジャン著、ロラン・モロー絵、山口俊洋訳/ディスカヴァー・トゥエンティワン・1260円)
評・磨井慎吾(文化部)
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【著者に聞きたい】山崎史人さん『あかいマスク』
生まれて初めて書いて応募した作品が、第3回Be絵本大賞(フジテレビKIDS、BSフジなどのBe絵本大賞委員会主催)で、応募総数1342点の頂点を極める大賞に選ばれ、このほど扶桑社から絵本となって刊行された。
絵本に興味を抱いたきっかけは19歳のときだった。「友達に絵本をプレゼントされたんです」。アーノルド・ローベル作、三木卓訳『きりぎりすくん』(文化出版局)だった。「それからだんだん絵本を読むようになって、自分でも落書きみたいにして書くようにもなりました」
今回の作品を書いたきっかけは「去年の夏ごろでした。将来は絵本作家になりたいという気持ちがぐっと強くなって、初めての作品を仕上げたところでした。たまたま、Be絵本大賞が作品を募集しているのを知ったんです」
即応募、即入選して大賞を射止めるというラッキーな経緯をたどることになる。
作品は「自分では満足のいく出来でしたが、人が読んでどう思うかは気がかりで、自信もありませんでした」。
赤いマスクをかぶったヒーローにあこがれた男の子が、自分も赤いマスクをかぶって町に出てみたら、町中のだれもが赤いマスクをかぶって歩いていて、だれがだれなのか区別もつかず…といった物語に、選考委員の秋元康さんは「ストーリーと絵に独自の世界観がある」、茂木健一郎さんは「アイデアもいいし、心をぐっと動かす力と今の社会を表している」、武田双雲さんは「他の絵本にはないメッセージ性を感じた」と、いずれもべた褒めの評価だった。
好きな絵本作家は「何といっても長新太さんですね。どの作品もぶっとんでいて、自分を超えすぎていて圧倒されます。すごいなと思います。あこがれです」と強調する。
自らを「プロとしての胆力がまだ足りない」と控えめに語る有望新人だ。(扶桑社・1470円)宝田茂樹
【プロフィル】山崎史人
やまざき・ふみひと 昭和58年、埼玉県生まれ。東京芸術大学美術学部デザイン科教育研究助手。小さいころは図工が大好きで、中学時代には科学部に入部。高校時代はラグビーに夢中になったが、その後、美術大学への進学を志して現在の大学に入学、同大学院美術研究科デザイン専攻、修了した。歌手の椎名林檎の大ファンだという。
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